ドラムって太鼓とシンバルに目が行きがちですが、他にも必要なパーツはたくさんあります。そうやって考えるとロックバンドでよく使われる、ギターやベースなどに比べると楽器屋で売ってるパーツの種類は一番多いかもしれません。
ドラムセットの大きなパーツの中で一番地味だけど、でもこれもなければ成立しないというものがあります。ドラムって、ギターやベースと違って、床に置いて演奏するものですよね。つまりそうやって床に置いて演奏するために必要なものです。
ドラムセットを支えるスタンド達!
今回はドラムセットの影の立役者と言っても過言ではありませんね。
スタンドです!
はい、はっきり言って地味です(笑)地味だけどこれがないとドラムセットは成り立ちません!!少なくとも、スネアとシンバルは設置できませんからね。必要不可欠なのです!
ということで、スタンドについてお伝えしていきたいと思います!
ハイハットスタンド
今回の中では一番派手かもしれません。なぜなら演奏中に唯一動かすものですから(笑)
ハイハットはキックペダルと同じようなフットボードがついてます。
以前のハイハットシンバルの説明の時に書きましたが、このフットボートを踏んで
閉じる(クローズ)
離して開ける(オープン)
という感じで使い分けます。
ハイハットをシャンシャン言わせる感じで叩きたい時はオープンという感じですね。
ちなみにハイハットを蹴るという技もあります。これはハイハットスタンド次第で鳴るか鳴らないかが出てくるので、ここで選ぶ基準にする人もいます。(僕はそういうのやらないのであまり言及しませんし、ロックではあまり使うことは少ないです)
あとはキックペダルと同じようにストラップ部分があり、
ベルト・ドライブか
チェーン・ドライブか
を選ぶ感じになります。
しかし、僕はハイハットスタンドに関しては、チェーン・ドライブしか使ってる人を見た記憶がありません。大体の人がチェーン・ドライブを選ぶのかなと思います。個人的な意見ではありますが、実際にベルトドライブのハイハット・スタンドはあまり見ません。
もちろん、これも見た目がカッコいいのでdwが僕はおすすめです(笑)
これ以外だと、リモートハイハットと言って、少し離れた場所にハイハットをセットするためのハイハットスタンドがあります。
これは多点ドラムで要塞みたいなラックを組んでるような人が使うものなので、基本的には見るものではないと思って間違いないです笑 ちなみにこんなハイハットスタンドもあります。
これね。マジで便利です。ツインペダルだとハイハットスタンドが干渉して、置く位置にかなり苦労したりします。狭いライブハウスのステージだと管理しんどいです。でもこれなら、最初から同じものとしてくっついてるので、本当に便利なんです!
シンバルスタンド
ここからは完全に地味な世界ですが、でもかなり大事な部分のシンバルスタンドです。
なぜ大事なのかというと、シンバルスタンドで音が変わるからです。
これ、マジな話です。
どんなに高くて良いとされてるシンバルでも、シンバルスタンドが華奢だったら、音がしっかり響かなかったりします。実際に叩いてるので、全く出ないわけではありませんが、スタンドがしっかりしたものだと、そのシンバルの本来のポテンシャルの音色が出るといえばわかりやすいと思います。
これは大きなステージだと余計に変わります。
それこそ高校の学園祭などのしっかりした音響設備がないところだと、全然違うと思いますが、そういうところで演奏する人がスタンドにこだわるほどのドラムセットではないでしょうから、体感は相反する感じもありますが(笑)
もちろん、マイクを通しても違いは出ます!
最近のマイクはどんどん進化しているので、安価なものでもしっかりと音を録音してくれるのものもあります。ぜひスタンドにこだわるくらいになるまで、レベルアップしてもらえたら、嬉しいですね!
あまり語られないスタンド類ですが、シンバルなどの音をよくするものであるので、楽器の一部と言えます。
スタンド以外にもパーツなど一つ一つに各メーカーがこだわりを持って作られています。
つまりドラムは全ての部品から音に影響があるということです!
ではまた!
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