これからドラムを叩くということを考えると、=音楽をする=勉強や決まりごとがたくさんある。って考えてしまうことはありませんか?ボク自身はまさにそうでした。
クラシックなどの延長線上にロックなどがあるのは、間違いありません。実際にオーケストラを取り入れた曲などもたくさんあるし、楽譜も同じ形式のものを使っています。
あとドラムをやってるということを聞くと「ドラムやってると手と足がバラバラ動いてすごいよね!」と言ってくる人はよくいました。そして実際にドラムをやろうと考える人の中にもそう考えてしまってる人はけっこう多かったりしますね。
ドラムをこれからやろう、ドラムをやってみたいけど・・・と、考えてる方が始める前にまず考えているであろうということの不安を取り除きたいと思います!
手と足がバラバラに動くのか?
これを考えてしまう人がかなり多いとおもいます。ここではっきりとお答えしましょう。
たしかにタイミング的には別々の動きをしてますが、
完全に分離して動いてるわけではありません。
あくまで、
右手、
右足、
左手、
左足
はバラバラに動いてはいますが、完全なバラバラではないのです。
では、どうしてるのか?今日はそんなお話になります^^
手足全ての動きで一つの楽器になる。
皆さん、ドラム(正式にはドラムスですね)という楽器は、複数の打楽器から構成されているのはもうおわかりですよね!
バスドラム、
スネアドラム、
タムドラム、
フロアタム、
ハイハット、
クラッシュシンバル、
ライドシンバル。
これが基本的なドラムの構成です。
そこにカウベルやウッドブロックやウインドチャイムなどを使う人もいます。
でも、これって正しいルールというのはありません。
例えば、タムドラムの場合だと基本的に2個セットするのがスタンダードとされている。
でも、このタムドラムの個数は人にぜんぜん違うのです。
ワンタムのスタイルもいれば、
3つのタム
たくさんのタムドラム
とこのように様々なのです。そしてこれはどのジャンルをやるからという決まりもありません。ではどう基準で、選ぶのか?
その人の自由なのです!
そんなものなのか?と思われると思いますが、実際にそうなんです!見た目がかっこいいからと、たくさん付けるだけつけて、実際には叩かないなんてこともあります(実話です笑)
もちろん、たくさんのタムを使い分けたり、連続で一気に叩いて流れるようにするようなオカズ(フィルイン)を入れたいという音楽的な理由ももちろんあります。でもこれはどうしなければイケないというルールは皆無なのです。
ではどうすれば良いのかというと
あなた自身がどうしたいのか?
ちなみに僕自身はタムドラムはワンタムでライドシンバルが近くにあるのが、好きなタイプでした。バスドラムはツーバスがかっこいいと言う人もいますよね。これもバスドラムをドコドコ鳴らしたり、バスドラムで両足使わないと出せないようなリズムで演奏したい人が使うこともあります。
シンバルもたくさんのクラッシュシンバルを置く人もいれば、必要最低限の人もいます。フロアタムもツーフロアの人もいますね。
ドラムセットは多種多様、十人十色です。
本来ドラムという楽器を使う場合はこうしなければいけないという厳密な決まりというのはないのです。それではこれから自由に叩いてみましょう!と言われていきなり叩けるはずがありませんよね。
確かに自由ではありますが、ドラムという楽器も長い歴史があります。つまり先人たちがこうやるといいよという型みたいなものはあるんですね。でもこのブログを読んでる人の大半はその教則本を読んでて、しんどいと感じてしまった不真面目な人たちなはず(笑)
でも憧れますよね?
「すごーい!よく手足がバラバラに動きますよね!!」
こんな言葉に!
じゃあどうやったらドラムが手足バラバラなように叩けるようになるのか?結局手足がバラバラに動かすと問題は解決できていませんね。今回は、ドラムには厳密な決まりやルールがないということ。
つまり、ドラムは多様性のある楽器である。
まずはこれを知ってもらいたかったのです。皆さんの楽器演奏は必ずこうしなければいけないというイメージもあると思います。しかし、ドラムはその枠がかなり広く、スタイルも様々です。
そして叩き方や練習方法も様々なのです。
なので、動かす前にドラムは自由度が高い楽器であるということを頭に入れてください。
今日はそのことをインプットをしっかりと行いましょう!
ではまた!^^
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