知ってますか?ドラムセットの色々なドラムやシンバル、スティックについてだけがあっても、ドラムは叩けないということを。今までドラムを叩いてなかった人なら存在すら知らないこともあるかもしれない、でもないとドラムは成り立たないというものがあります。
当たり前のようにあるけど、これも必要なんだよ!というものをご案内していきます!
それはキックペダルです。
ドラムやシンバル以外に必要なものとは?
実際にドラムセット買うとなれば、ある程度ものは揃います。
しかし、バラバラで買い揃えると実は別で買わなければイケないものがまだまだあるのです。意外と知らない人も多く、でも知らないと普通に恥をかくので笑 ぜひ覚えてもらいたいと思います。
常に同じ感覚で演奏するためにキックペダル
キックペダルとは、バスドラを鳴らすために使うペダルです。
意外と演奏経験がない人はわからないモノのひとつなのかなと思います。
しかしドラムセットはレンタルでも、ペダルだけは自前でという人はかなりいます。なぜかというと、スタジオやレンタルのペダルってかなりコンディションがバラバラなのです。つまり、踏み心地が全然違うんですね。
これがかなり気持ち悪いです。
調整もできますが、その調整に時間をかけるとスタジオの予約してる時間を無駄に消化してしまい、メンバーからは白い目で見られます(笑)
状態によってはバネ部分が、のびのびになってしまっているようなものがあることもあります。そのため、いくら調整をしても、踏んだ後の返りが悪くて、早いテンポの曲がやりづらいなんて事も出てきてしまいます。
これが練習ならまだしも、ライブだったらと考えるとかなり恐ろしいです。
そういう理由で、キックペダルを買う人はかなり多いのです。
ペダルの世界もかなり奥が深い!
キックペダルは演奏を見る側からは普段見えない部分にあるので、ドラムを演奏したことがない人には、あまり刺さらないのですが、演奏する側になった途端、その存在の大きさに驚かされます。自分に合うペダルに出会えれば、いつもスタジオで抱えてたストレスがかなり軽減されるのです。
では、ペダルについて説明したいと思います。
まずは、ストラップのタイプの違いです。
チェーン・ドライブとベルト・ドライブのストラップです。これはチェーンで動かすのか、ベルトで動かすのかの違いなのですが、踏み心地がけっこう変わります。
ベルトの方が軽くて早い感覚です。しかし、耐久性でいうとチェーンの方が強いので、チェーン・ドライブの方がポピュラーだという人の方が多い印象です。スタジオやライブハウスにあるキックペダルは大体チェーン・ドライブのキックペダルが多いですね。
次はカムです。
カムというのはキックペダルを動かすときのいわば、支点のような存在で、形状によって早く動くようなものなどがあります。ペダルによってはカムが交換できるものなどもありますが、僕はオーソドックスのものを使ってました。カムで調整するよりもスプリングなどで調整してましたね。
実際にキックペダルを買おうとなったら、この2つの部分に違いがあり、それ以外は大きな差異はありませんが、メーカーによって、フットボードの形状が違うので、それが選ぶ決め手になったりもします。
ちなみに僕は画像の「dw」派でした。
きっかけはLUNASEAの真矢さんでした。真矢さんはスグ変えてしまったのですが、その後に好きになるアーティストや僕にドラムを教えてくれた先生の影響でそのままdwです。
理由としては見た目がポップな感じで好きなんです。dwのペダルが定番だということ、世界的なメーカーだというのも後付で、他を選ばない理由にはなっています。
これ以外での違いは、シングルかツインかくらいですかね。
これです。
まるで二人乗りの自転車や、バイクのタンデムカーを彷彿とさせるものがありますよねwこれはワンバスだけどツーバス的なことが出来るよ!というものです。
バスドラは一つなのにツーバスと同じことができてリーズナブルで、ワンバスでスタイリッシュなドラムセットにすることができる!という使い方です^^
でも、一つだけ落とし穴があります。
ビーター(打面にあたる部分)が2つあるがゆえに、ヘッドの真ん中を打つことができない。というのが落とし穴なのです。ドラムの打面は基本的に円形です。円形の打面で一番いい音がでるのは、真ん中で間違いありません。
それができないのは少しもったいないです。それを補うパーツが売ってたりはしますが、やはり1つのビーターの方が打面の真ん中を叩けるので、間違いないのはゆるぎません。
しかし、「ツーバスだと運ぶのが大変。」「ツーバスだとチューニングが大変。」ワンバスの方がカッコいいという人がこのツインペダルを選んでいます。僕もツインペダル使ってました。演奏面でのデメリットをお伝えしましたが、実際にプロのミュージシャンでも多くの人が使っています。
ここからは超個人的な意見ですが、ペダルはdwがおすすめです。
プロでもドラムセットは違うメーカーだけど、キックペダルだけはdwという人がいるくらいです。僕は完全に見た目でしたが(笑)世間的にはそのような、選ばれる理由がしっかりと裏付けされてもいます。
キックペダルはそこまで種類があるわけではないので、お店に並んでるものを片っ端から試してみたりして、自分に合うペダルを探してみるのも良いですね。
もし決めきれなかったら、憧れのミュージシャンと同じメーカーを使ってもいいと思いますよ^^
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