教則本を読んでて、その本の中でこんなこと聞いたことも教わったこともないよってことが既成事実のように書かれてて戸惑ったことはありませんか?教則本のことをやったつもりが、実際にはできていなくて指摘されたことがある人なんてこともあると思います。
教則本の悪いところは一つ一つが出来た気になって先に進めてしまうところと、いまいちできてるか実感できないような練習も多いところです。
今ならDVDなどの映像や音源で確認できるタイプの教則本もありますが、そうでない教則本もかなりの種類があります。もちろん、音符は書かれてるわけですが、音符を読み違えてしまって、間違ったままで修正できずにやってしまうようなこともあります。
これはボク自身も経験あります。友達が同じような状態になってて、しかも自分が間違ってないと言う絶対的な自信を持ってやっていたので、ボクを含めた周りから指摘をされて顔を真っ赤にしてたなんてこともありました。
答えがわからずに進めてましたからね。当時は専門学校だったので、仲間に確認したりして、わかるようにはなったので良かったのですが^^
数字を意識して、ドラムを叩いてみよう
さぁ、今回はタイトルを見て何を言ってるんだ?と思った方や、おぉ確かにそうかもしれないと思った人もいると思います。数字をイメージするって意味がわからない人は、今回で覚えていきましょう!
これがわかると壁がいくつか減ります!
8分音符の考え方
わかる方はわかってると思いますが、エイトビートのエイトは「8」。
つまり8分音符の8です。
8分音符は4分の4拍子だと1小節に8回叩ける長さの音を鳴らすという意味です。わからない人は4分の4拍子で引っかかってますね笑 4分音符を4拍打って1小節とカウントするのが、4分の4拍子です。
つまり、8分音符はその倍の数を叩くのです。
てことはメトロノームを鳴らしたら、メトロノームの音と合わせて一回、その合間に一回叩くということを繰り返せば、8ビートの右手と同じような拍子を打つことになります。
8ビートの場合は、1小節の2カウント目と4カウント目の4分音符と同じタイミングでスネアを叩くので、左手のスネアがが右手と一緒に叩くタイミングが2回あるのです。この左手のスネアが音の中心になるのです。
てことは16分音符は?
そして、16分音符。もうわかりますよね?
8分音符の2倍です。
つまり8分音符の合間に1拍入れるような感じになります。ここまで来るとオカズの流れがわかってくると思います。8ビートのパターンを叩いて、いざ、オカズが来た!ってタイミングになるとみんな気持ちが入るんですね。そうなると速くなったり、バタバタしたりしてしまうのです。
16分音符は8分音符の倍の拍を叩くことです。オーソドックスにタム回しする場合だと、16分音符が連なったオカズになります。
さぁ、仕切り直してもう一度考えてくださいね!
8ビートのパターンを叩いてる、ハイ!オカズ!
ここで気づいた人は何人いるかな?右手で叩く拍は変わらず、叩く場所が変わるだけです!そしてその右手と交互に左手で叩いていくのです。
これだけ!
こうやって考えれば、リズムがずれたり、もたついたりしないでもオカズがカッコよく叩けるようになります!
ここで問題なのは左手ですね。
今までとは違う、ウラのタイミングでリズムを取るのです。そう、ここまで来ると、THE教則本的な右手と左手をタカタカタカタカ叩く練習の重要性がわかるはずなのです!
複数の拍が並んでるが、叩く数と速さが倍になるか、その半分か
もちろん、これは初級者が演奏するような曲だからというのもありますが、大体拍が倍になるのか、半分になるのかを繰り返して、ドラムのリズムは構成されているのです。
そう考えると、そこまで難しくないですよね?
基本的なリズムパターンの場合、右手で叩くリズムはほとんど同じことが多いのです。あるとしても、それを減らすくらいです。つまり、右手は8分音符でリズムを刻むと言うのがベースになることが多いのです。つまり16分音符を叩く時は、その右手のウラに左手を合わせると言うことです。
こうやって数字で、分けるて考えるとけっこう簡単になるのです。どうしても、16分音符で音数が増えると、速く叩かねければと力が入って、速くなってしまうと言うことがあります。これは入り口のわかりやすい考えを伝えてるだけなので、まだまだこれからですよ!
僕は最低レベルの人が叩けるようになるための考え方をお伝えしてるので、もちろんこれで終わりではありません!
まずは今日お伝えしたことを考えながら、オカズを叩いてみてください。自分で思ってる以上にリズムが安定してるはず。それではまた!
コメント