あなたは誰かのドラムを完コピできますか?誰かの曲やドラムをコピーする時は何を参考にコピーしていますか?
バンドスコアを使いますか?耳コピですか?自信持って、正確にできてるよ!と言える人は決して多くはないはず。一番多いのは多分できてるはずなんだけど・・・という人でしょう。実際にCDと同じように叩けてると言い切れる人はバンドスコアを見ながらやってる人ですら少ないはずなのです。
なぜかというと、バンドスコアというのはバンドの本人が監修してるというものが少ないからです。よく楽器屋で売ってるバンドスコアや雑誌の付録のようなものに載ってるバンドスコアは、出版社に雇われた人がCDを聞いて耳コピをしているのを譜面に起こしているのです。
つまり、実際に本人が叩いてるドラムとは少し違う譜面であることの方が多いのです。正確にいうとスコアどおりには叩けてるけどCDの完コピができてるかは定かではないという感じですね。
ちなみにリズムを安定してドラムを叩けますか?
録音しておかしいところを直すということをしていけば、徐々に自分の苦手なところや悪い癖などもわかってきますよ!バンドスコアでコピーしてる人もまずは実際に叩けてるのかの確認は録音でした方が間違いはありません。
ところで、不真面目なドラマーのキミは、どんなドラムを叩きたいですか?
なんだよそれ?と思うところ人もいるでしょうね。言い方を変えると憧れのドラマーは誰ですか?まずは憧れのドラマーの真似をする人が多いと思います。
それで良いんです!最初から個性出そうとしたって、変な感じになるだけなので、カッコいいと思う人の真似をするのが、一番です^^真似をするというのは、どういうことか?
叩き方です。でも叩き方って映像で見て真似するだけではありません。では、どうするのか?
憧れのドラマーになりきってしまおう!
まずわかりやすいのは、ライブビデオなどを見て、演奏スタイルを真似するのがわかりやすいですよね。外から目につきやすい大きな動きの真似は出来ますが、実際の演奏の細かい部分はわかりにくいのです。
ではどうやるのか?
真似をしようとしてるドラマーの音源を聞く。
そんなのやってるよ!と言われそうですね。
でも僕が言いたいのはそうではなくて、
憧れのドラマーの音源と一緒にドラムを叩く
これです!
「音源の音とカブっちゃうじゃん」と思った方もいるでしょう。
それでいいんです!
メトロノームと一緒にドラム叩く時の理屈と同じです。
音源に合わせてドラムを叩く
ということです!
音源を鳴らしながらドラムを叩くとどうなるのか。
CDをそのまま流せばもちろんオリジナル音源のドラムの音が聞こえます。でもそのドラムの音があってもしっかりと合っていれば、かなり気持ちが良いです。
楽譜を確認しながらでも良いし、耳コピでも良いと思います。先ほどもお伝えしてる通り、スコアブックなどは同じタイトルで違う出版のものがあると、微妙に違ったりすることがあります。
つまり、本人が楽譜を起こしてるわけではないことの方が多いのです。
音源を聞きながらだとそのドラマーの癖なども聞こえたりして、新たな発見があったりもして面白いですよ!
極限まで行けば、音源のドラマーと一体になるくらいが理想です。
その音源に合わせてるうちにその音源のドラミングに自分が合わせるようになるので、そのドラマーの特徴が自分の中にインストールされるような感覚になります。
マイナスワン音源を使う手もあり
マインスワンというドラムの音だけを抜いた音源を使うのも良いと思います。でもオリジナル音源とマイナスワンは使い方が少し違います。
マイナスワンはいわば”カラオケ”です。曲を練習するということでは間違いはありません。
しかし、その音源のドラマーの技術を盗めるかと少し違いますね。そのバンドの音源に乗せて自分流にすることもできます。ヒドい言い方をすれば、リズムさえあってればなんとなくできた気になって、終わってしまいます。
つまり、練習をするという観点で言えば、オリジナル音源の方が、練習になりやすいでしょう。マイナスワンはオリジナル音源のドラミングが板についてきたと感じたら、使うのはありだと思います。
そもそもマイナスワン音源を用意するのは手間もかかるので、使いたいと思わなければ用意する必要もありませんね^^
楽譜だけではわからないものも感じることができる。
音楽の話をしてるとみなさんが聞くの中で
グルーヴ
グルーブ
Groove
と呼ばれる言葉を聞いたことがあると思います。
このグルーブが出るというのは、どうやるのか具体的に文字でやり方の説明がしづらい部分になります。でもよくグルーブがすごいと言われてるバンドに合わせてドラミングをすれば、そのバンドのグルーブ感を感じることができます。
よくグルーブという言葉が出てきて人気のバンドはレッチリです。
レッド・ホット・チリ・ペッパーズが正式なバンド名ですね。
やはりファンクの要素が多いバンドの方がグルーブ感は感じやすいと思います。こういうバンドの音源に合わせて、グルーブ感を出していきましょう!!ちなみに、グルーブというのはどんな音楽でもあるものです。
レッチリのような場合だと、体がついつい動いてしまうような要素が強いんですよね。
オリジナル音源に合わせて練習すると、得るものもかなりありますよ!
ちなみにメトロノームはこの場合は合わせない方が良いです。メトロノームにあえてずれたタイミングで、リズムをとるということをするような人もいます。
オリジナル音源を鳴らしながらの練習、メトロノームなどのクリック音を聴きながら行う練習の2パターンは別々で練習しましょう!
ではまた!
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