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ドラムを演奏する時に体を動かしやすくするイメージをしよう

まだドラムを始めてなかったり、ドラムを始めて間もない時に、ライブやテレビなどでプロの演奏を見て、手と足がバラバラに動いてる!と、思ったことがある人はけっこういると思います。

 

ボク自身もそう感じたことはあります。でも実際にやってるとそういうことは考えもしませんし、やり出したらそういう悩みは一切ありませんでした。

 

もちろんめちゃめちゃ速いなどのレベルの高い奏法は練習だったり、またさらに上の話なので、別問題ですが、普通に叩くということは考え方や頭の中のイメージを正しくすれば意外とできてしまうものなのです。

 

ドラムに限らず、手足がバラバラに動くって当たり前じゃね?

 

簡単にいうとこの見出しの通りなのですが、人間が日常生活で手と足が全く同じ動きをすることって、そんなにないと思います。思い返してみてください。

 

歩いたり、走るときは手足は交互に動きますよね?

 

本当に同じ動きをするときは、スクワットのような運動をしてるときや、物を持ち上げるようなときだけです。運動してるときは基本的にバラバラに動いてると考えても間違いではありません。

 

ではなぜドラムになると手足がバラバラに動いてると思うのでしょうか?

 

それは違う音を鳴らして、役割分担が明確にわかるからだと思います。

 

でも、足を使うドラムよりもポピュラーな楽器はあります。ピアノです。ピアノもフットペダルはあります。しかし、ピアノの場合は、役割としては、音伸ばすときに使いますが、実際に音を発する為の直接的な動きではないで、パッと考えたときに役割としては考えにくいですよね。

 

テレビなどの映像で見ても足元が映し出されることはあまりありません

 

ドラムの場合はバスドラムがど真ん中に構えていて、視覚的にも、実際に鳴らされる音としても認識がしやすいものです。そして、上半身を大きく動かすとこもできるので、迫力ある動作の中であのデカイバスドラを操ってるってすごい!と、見てる人は思うわけですね。

 

でもこのブログを読んでくれてる人なら、こう思うはずです。

それは大袈裟なんじゃねぇか?

 

その通りです。実際にバラバラに動くことはありますが、それは運動と同じことです。特に一般的な4分の4拍子で構成される曲の場合は、2拍目4拍目を中心にリズムを取るということは変わりません。基本的なパターンであれば、体の動き、手足の動かし方はだいたい同じなのです。

 

つまり、手足がバラバラに動いてるかは考える必要はありません。

 

運動やスポーツで体を動かすのと変わりはないのです。

 

サッカーでボールを蹴るときに強弱つけたり、カーブやコントロールをつけてみたり、野球でボールを投げるときに、速く投げたり、遠くに投げたりしますよね?これって動きは同じ動作の中で、力を入れたり、弱めたり、少し動かし方を変えたりしてるはずです。

 

ドラムも同じです。

 

バスドラの踏むタイミングがバラバラで手の動きが同じときは、両手の動きは一定で足を動かす。裏のタイミングでスネアやハイハットを多く叩いたりするときは、それ以外の動きを土台にして、そこに動きを加えるのです。

バスドラもスネアなども裏に細かく叩くようなときは、ここまで来ると今までとは少し変わります。

 

なぜかというと、今までの考えでやると、手足が忙しいので、遅れたりしてタイミングがずれやすくなります。

ここの場合は、手足を一つのセットで考えるのです。

 

リズムで体全体の動きが決まる

 

ということです。これもここまでの考えをまとめて行けばできます。つまりドラムセットの一つ一つの音を考えるのではなく、

 

ドラムセット全てで一つの音だと考える。

 

結構当たり前の話ではあるのですが、最初はこれができにくいし、これを最初から意識しすぎると体を動かしづらくなってしまうのです。そしてこれを考えるようになれば、ドラムセット一つ一つの音を意識して叩くことができるようになるのです。

 

またここで新たな問題ができましたねw一つ一つの音を意識?打楽器だし、激しく鳴らすようなロックなら、音が出てればいいんじゃねーかなんて考える人もいるのでしょう。

 

そういうわけにはいかないのです!

 

それはまた別の機会に^^

 

これであなたもいずれ「手足がバラバラに動いてる〜」と言われる人になれることでしょう。

 

まずは今回のことができるように練習をしましょう!

ではまた!

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