不真面目なキミはおかずをスムーズに叩けますか?
このブログを読んで8ビートの右手が、同じ拍で動き続けてること大半というのはかなりの発見だと感じてくれた人も多いと思います。これって実はドラムをやってる人でも気づかずに叩けてる人が多いんです!教則本などを真面目にやったことによる功績ですね。
ボクが専門学校のドラム科に通ってたときに、当時の同級生たちに数字を考えてリズムキープからおかずを叩く話をしたら、驚いた人が何人かいました。その人達はかなりエリートでしっかり教則本通りに練習をして十分上手な人達だったのです。
だからこの考えは必要なかったのですが、その人達が地元の友だちや後輩に僕が話したことを伝えたら、上達した人が何人かいたそうです。
確かにこの考え方って、教則本などには載ってるようで載っていません。それを聞いて、ボクはかなりドヤ顔したのは言うまでもありませんね笑
まずはリズムが安定すればOK
皆さん、リズムが安定させるって出来て当たり前じゃんと思う人は多いと思います。
でもこれは初心者ドラマーに課せられたテーマと言えるくらいのことなのです。そして意外とできてない人が多い汗 実際にはレベルが上がり、テクニカルなドラミングをすることになった人も、最初はキープが大変なこともあります。
リズムやテンポの安定ばかりを気にしてしまうと、次に出てくる壁は「グルーヴ」ってやつです。ただ、安定させれば良いわけではないんですね。ちなみにグルーヴってやつは、リズムやテンポが揺れるとでることもあります。
でもリズムやテンポが揺れると全体がガタガタになってしまうこともあります。
このバランスが難しい!
なので、まずはリズムやテンポをしっかりとキープできるようにしましょう!一先ずリズムが安定してきたら、リズムやテンポをキープするというタスクが軽くなってきますよね。頭の中で、「今テンポやリズムは大丈夫かな」なんて考えてたら、他の事へのアプローチもできなくなってしまいます。
ドラムがバンドのリズムを支えてるのです。それくらい朝飯で出来ないといけません。なので、リズムを安定させて、オカズが来てもリズムが崩れないというのは大事なのです。
16ビートを叩くための簡単な方法と考え方
さぁ、来ました!ウラのリズムってやつです。
これは、ロックやポップスでも使うので、出来るようになった方が絶対にいいのです。よく「ウラのリズムを感じてリズムをキープしろ!」なんて言われたりしますが、まさにそれです。でも、いきなりそれを言われても難しいです。人によってはそこを通らずにドラムをやってる人もいます。
つまりできるようになったら、うまくてかっこいいドラマーになる近道です!
でもウラって何か?
今までは、
ドンタン、ドンドンタン
のような、前にずんずん進んでいくような、リズムだったと思います。
8ビートのウラを取るような、
ドンドンタンツタ、ツタドンタン。
みたいな少しファンキーなリズムの曲もやるようになると思います。
この辺から手と足のバラバラ感がはたから見てると出てきます。
じゃあどうやって叩くのか?今日はここでは、昨日までのような具体例では説明しません。
今回は、あくまで考え方を皆さんにお伝えしたいと思います。
考えたり確認しながらでなくても8ビートが叩けるようになってる必要があります。まだそこまでという人はこれ以前の記事に目を通してください。まず8ビートを叩く時の体の動きをイメージしてください。この感じをまず、再確認して、アタマに焼き付けてほしいと思います。
8ビートの動きをイメージしてから、16ビートもの体の動きを考えていきます。体の動きは少し変わります。
でも、ここでも右手で叩く拍は特に変わらないのです。左手が右手のウラで同じように動くだけです。
音を文字でイメージすると、8ビートの手の動きは
ツッ、ツッ、タン、ツッ、ツッ、ツッ、タン、ツッ
そして16ビートの手は
ツク、ツク、タク、ツク、ツク、ツク、タク、ツク、
「ツ」で表してる部分は全て右手で「ク」は左手です。つまり、リズムはエイトビートのように右手で8分音符をキープして、スネアも叩き、その裏に左手が入ってるだけです。そう考えたら簡単に感じませんか?^^
もしいきなり両手でできない時はまず、右手だけで叩いてみましょう!8ビートとは少し違う動きになるので、まず右手だけで叩いて、そのウラに左手を入れれば16ビートになります!
ボクはこれで16ビートがすぐ叩けるようになりました。いきなり両手でハイハットを叩くと言う今までにない動きをしてるので、まず動かしづらい汗 そして16分音符で刻むので、手がもつれたり、ちゃんと16分音符でなくなってしまったりするのです。
そこで右手だけでやってみると言うことを試してみたら、とてもやりやすいではないですか!右手で8ビートのリズムキープをすると言うのは慣れてるはずです。その延長戦上に16ビートがあると考えればとても簡単にできるのです!
教則本だと16ビートができるようになるまでに何ページも読み進めないとイケないので、すごく仰々しい感じがしますが、こうやって考えたら、8ビートを叩くことができればその延長で叩けるので、けっこう簡単に出来ると思います。
結局考え方一つで、難しいと思ってたことが簡単になったりするのです。
でも皆さんこれだけは忘れてはいけません。
練習はしろよ!
練習はしたほうが絶対に良いです。ドラムセットがあればいいですが、ない人は手だけでも叩いて、細かいリズムやダブルストロークなどをした方が良いのです。無駄な練習なんてものは存在しません!
ということで、今回は考え方について、説明しましたが、まだまだあります!でもこれができるようにまずは練習しましょう!
ではまた!^^
コメント