手足を自由に動かしてるといわれてるような状態がどういう感じなのか、自分の中でなんとなく感覚がわかってきてる人もいるかもしれませんね。
では、その感覚が本当に正しいのか?実は全然できてないのではないか?
なんてことは、、、、、
ありえます(笑)
まずは、自分が実際にどんなものなのかを知った方がいいですね。できると思ってライブをやったらあれ?みたいな反応されたらマジで地獄です。
今回は、あなたがしっかり叩けてるのかの確認、そしてしっかり叩くための方法について、まとめました。
バンドでのドラムの役割を再確認しよう。
ドラムを一人で練習してだんだん叩けるようになってくると陥ってしまう状態があります。ドラムを叩くのって、カラオケで歌うみたいな感じでできるんじゃね?
こんな考えになってしまいがちです。
でも実際にドラムを周りが聞くと、そういうわけにはいかなかったりするのです。歌が音痴の人で自分の歌のひどさに全く気づかない人っていますよね。あれと一緒です^^
ドラムを演奏するのは、カラオケで歌を歌うのとは違います。
カラオケで歌う場合はあくまで合わせるだけですよね。しかしドラムの場合は、曲のリズムの中枢、曲自体を支える役割、いわば中心です。
つまりバンドというものは、ドラムに合わせるのです。
バンドはドラムがリズムを先導して、演奏していきます。ドラムは曲の中心を支える役割、大黒柱のようなものになるのです。バンドを見たときにドラムが中央に位置することが多いですが、役割も合わせて考えるとまさに真ん中に位置してるのがしっくりきますよね。
最近はミクスチャーバンドだとDJと並んだりすることもありますが、DJが土台になるリズムを鳴らして、ドラムがそれと一緒にリズムを出すこともあるのそれもまた実際に役割とシンクロしてるような感じになるのです。
話は少しそれましたが、ドラムの演奏は自分が思ってるよりも安定してないことがあるということです。
自分の中ではできてるつもりでも、他から聞いたらまとまりがなく、バラバラになってしまうことがあるのです。特にドラムセットに慣れてない頃は顕著に現れます。
なぜかというと、ドラムを叩く時の爆音に慣れていない。そのため、自分が叩いてる正確な音がわからなくなってしまうということがあります。
それともう一つあります。
もちろん、叩けるようになってきたとは言っても、完全にマスターしてるわけではありません。叩くこと(手足を動かす)で、頭の中がいっぱいいっぱいになってしまうのです。
つまり、叩くという動作に一生懸命で実際の音を聞くことが出来ていないということです。
自分一人でできると思ってても客観的に見て出来てないと、出来てるとは言えませんよね。もしそんな状態でライブなんてしたらどうなることか・・・汗
ではちゃんと叩けるようになるには?
けっこうシンプルな話です。
録音をする。
今のご時世なら、みんなスマホを持ってますよね。スマホのレコーダーの機能などを使うのです。
ちなみに録音しようということは、あまり教則本などには載っていません。でもこれはみんなやっています。プロでもアマでもこれは絶対にやっておいて間違いはありません!
ボクが中学生の時は、携帯電話もまだ持っていなくて、録音するのは大変でした汗スタジオ行かないと、録音することなんて出来ませんでした。
それもうまく録れてないときもあったり(T ^ T)
その点、今ではすぐに取れるので、スタジオに行かなくても、練習用のドラムなどの音を取ることもできるので、練習パッドの音を録って、確認することもできますね。
そしてここで、もう一つあるといいのが、
メトロノームです。
まあ、学校の音楽室にもあるので常識的に使われている道具だと言えますよね。結局リズムを安定させるのであれば、メトロノームです。
これも今は本当に便利になりましたね。スマホのアプリでメトロノームはたくさんあります。
ボクが始めたばかりの頃は、ドラム用のメトロノームというのがちょっと高かったけど、それを一番使いやすかったのです。
これは今でも全然大活躍してます。実際にライブやリハなどで、使いやすかったり、スタンドの取り付けられたり、ペダルで切り替えができるので、設定しておけばかなり重宝するのです。
なので、ドラムを叩くということに慣れてきたら、二つ。
- メトロームなどでクリックに合わせて練習をする。
- 録音して自分の演奏がどんなものなのかを聞いて修正をする。
はっきり言って、基本的なことではありますが、最初からこれをやると意外としんどいんですよねwなので、ドラムを叩くことに慣れたタイミングで、放り込んだというわけです。
これから近々、人と一緒に演奏するという人は早めにこれはやった方がいいです!これで自分のリズムやテンポがおかしくなるようなことはないのかなどを確認をしておきましょう。自分の不得意の部分がわかっているとそこでおかしくなってしまうことも抑えることもできます。
ドラムがおかしくなってしまったら、演奏が止まってしまうなど、バンド全体がおかしくなってしまうこともあります。ドラムは他の楽器を支えながら、自分の演奏にも気を配る楽器です。
では、また!
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