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教則本ではちゃんと伝えられない。ドラムの幅が広がる簡単なこと!

不真面目なキミはどんなドラムの叩き方をしますか?

 

今回お伝えすることは教則本や巷で言われていることではあります。でもこれを軽視する、スルーしてしまうという人はかなり多いです。でも今回のお伝えすることを身に付ければ、タイトル通り、演奏の幅が広がります今まで大変だったことが楽になったり、速いテンポも叩きやすくなります

 

手の力を抜いてドラムを叩く

 

腕の力を抜いて叩けるようになると力を抜いてるはずなのに、強く腕が振れるようになってることでしょう。それが身についてくると手元はどうなってますか?手元ってなんだと思ったかもしれないですね。

 

つまり指の使い方のことです。

 

スティックを握る時の力の入れ方がどうなってるのか?という意味です。でもしっかり握っていないとスティックが飛んでいってしまうだろうという感じですよね。その通りです。ただ力抜いてたらバンバン飛んでいきます(笑)

 

つまり、ただ力を抜けばイイというわけではありません。

 

今回はいつもより細かい話になっていきます。

 

スティックが当たる瞬間が一番大事

 

当たり前な話をしますが、ドラムは打楽器です。スティックが楽器に当たることで音が鳴ります。すなわちスティックが楽器に当たる瞬間が一番大事なのです。スティックが当たる瞬間をいかに良い状態、自分の理想的な音を出すのかという事が、本来ドラマーがこだわるべき部分と言えるのです。

 

よく野球のバットでボールを打つ時や、ゴルフクラブでボールを打つ時などで、より強い”インパクト”をするとボールが飛ぶなんてことが言われますが、ドラムもそれと同じようにスティックが当たる瞬間の力により力が加われば音が大きくなるというのが一般的な考え方です。

 

ではどうすれば当たる瞬間に力を加えることができるのでしょうか?

 

先ほど例にあげた野球とゴルフだとゴルフの方が手元の使い方が似ています。ゴルフも基本的に手の握る力は入れすぎないようにと言われます。そのため、右利きの場合は必ず左手にグローブをします。

 

しかし、終始力を入れないのかというとそうではありません。ゴルフの場合はゴルフクラブのヘッドがボールに当たる(インパクトの)瞬間に少し握ったりします。そうするとインパクトの際に力が加わりボールが遠くに飛ぶのです。

 

これと同じようにドラムも腕の力を抜いてムチのように動くようになったことで、腕の振りが速くなります。スティックがヘッドに当たった瞬間に握りを強くすると力がより加わります

 

そうすることで、ドラムの音が大きく鳴ります。スティックがヘッドに当たる瞬間は握りを強くします。しかし、そのままぎゅっとスティックを握ったままだと腕もこわばってしまいます。つまり、スティックがヘッドに当たる瞬間以外は力を抜くということです。

 

フィンガーコントロールを身につける

 

手元の指を握りの調整などをすることや、指の動きで2回連続で動かすダブルストロークなどを、指を使って様々なことをしようとすることを”フィンガーコントロール”と言います。このフィンガーコントロールを身につけるとかなり楽に叩けるようになります。

 

今回このタイミングで伝えてますが、腕の力を抜こうという記事を見て実践してる際になんとなくできてる人もいたり、気づいてる人もいるかもしれないですね。

 

しかし、今回はできてる人もあえて再度確認しましょう。ここでしっかり意識して使いこなそうとすることで、身についてきます。

 

ではフィンガーコントロールができるようになるとどうなるのか。

 

音を大きくすることができると言いましたが、コントロールすることができるので、その逆で小さくすることもできます。同じ腕の動きで音の大小をコントロールできるようになります。先ほどちらっと出た”ダブルストローク””パラディドル”などもスムーズに行うことができます。

 

よくフィンガーコントロールで上記のことに含まれることが多いのですが、右右左右のように手が指定通りに動けばよいので、腕の動きだけでもできるので、フィンガーコントロールを軽視する人もいます。何を隠そう、僕自身がそうでした(笑)でもこれができるようになると本当に楽です。

 

フィンガーコントロールができるようになると

 

ドラムを叩きながらスティックを回したり、スティックを高く投げてキャッチしたりというような、フィンガーコントロールができるとそのような派手なパフォーマンスをすることもできるようになります。

 

なぜかと言うとスティックを使う感覚が上がるからです。

 

スポーツなどと同じです。

 

バスケのドリブルやサッカーのリフティングができると自分の思うようにボールを動かしやすくなるのと少し似ています。バスケのドリブルなどはボールが弾む反動を生かして行いますよね。

この感覚がとても似ています。

 

このように、フィンガーコントロールができるようになってくるとスティックコントロールも意のままにできるようになります。タイトルでもお伝えしてますが、実は教則本で全く説明してないわけではありません。

 

しかし、力抜いて、リラックスして叩こうということを、ここまでしつこく書いてる教則本などはありません。(まぁここをしつこく書いても教則本として面白くないものとされて売れなくなってしまいかねませんからね。)

 

なのでみんなスルーしがちなのです。ここはブログでお伝えしてる強みかもしれません。

 

でもここは本当に大事ですこれができるようになるとドラムが楽しくなるし、上手くなります。ここを大切にするか否かで、ドラマーとしてのキャリアを左右するかもしれないとボクは思っています。(これはマジで!)

 

それくらい重要です。なので、ここはほんとに大事です!

 

手元の力、指の握りなどの力を抜いて、思いのままに動かせるようにしましょう!

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